第3回全国研究発表大会
大会テーマ: ユビキタス社会のダイレクトマーケティング 2004年9月11日(土)、上智大学におきまして、第三回全国研究発表大会が開催されました。 大会には、160名ほどの方にご参加いただき、盛会のうちに終えることができました。 午前の部は、田島会長の挨拶から始まり、基調講演には東京大学 総合文化研究科 教授 松原隆一郎氏に「ユビキタス社会における消費者行動の変化」をテーマにご講演いただきました。 午後の部では、NTTドコモ 常務取締役 プロダクト&サービス本部長 榎啓一氏が「ケータイ の未来」をテーマに特別講演が行われました。 続いて第一会場と第二会場に分かれ、 学会員による研究発表が行われました。 第一会場では、筑波大学 香田正人氏による「顧客情報の活用実態と課題(データマイニングを含めて)」、続いて、慶応義塾大学 吉田絵里香氏による「通販における顧客満足の構造」、 最後に(株)フォーナイン・ストラテジーズ 西村豊氏による「WEBデータベースマーケティングの新手法 -TREND HEADLINEの試み」の三つの研究発表が 行われました。 第二会場では、初めに関東学院大学 荒川峰彦氏による「通信・カタログ販売企業における成長戦略」、 (株)ワイアンドアイ・ジャパン 伊藤由紀美氏による「ユビキタス社会におけるEC/マーケティングの洗練化と 可能性-同時マルチチャネル型ビジネスの実現」、最後に同志社女子大学 中島純一氏による 「テレビショッピング社会における利用者の価値意識」と同じく三つの研究発表が行われました。 研究発表終了後の第三回の定期総会では、平成14年度決算・平成15年度予算についての承認、 役員選出などを行い [...]
第2回全国研究発表大会
大会テーマ: ブロードバンド時代のダイレクトマーケティング 9月7日(日)、学習院大学におきまして、第二回全国研究発表大会が開催されました。大会には、160名ほどの方にご参加いただき、目白の森のなかで盛会のうちに終えることができました。 大会当日は、10時より田島義博会長による会長挨拶が行われました。田島会長は、情報化やグローバル化が一層深耕し、日本経済の景気も底を脱しつつある状況のなかで、マーケティングに全く新しい機能と役割が求められている。われわれが情報化社会のマーケティングの第一線に立っているという思いで今後ともお互いに研鑽を積んでいきたいとお話されました。 10時15分からは 東京大学大学院教授・伊藤 元重先生より「情報化社会と流通イノベーション」というテーマでご講演いただきました。伊藤先生からは、情報技術の発達により、さまざまな業種、業態の機能に分離、変化が起こりつつある。その変化に伴い、流通業全体がマスから個のビジネスへと変わりつつあることを事例を用いてご紹介くださいました。また、他業態の機能変化はダイレクトマーケティングにも大きな影響を与えるだろうとお話されました。 理事会を兼ねた昼食休憩をはさんで、午後12時50分からはヤフー(株)代表取締役社長 井上雅博先生より「インターネットビジネスとYahoo!JAPAN~ブロードバンド時代を迎えて~」というテーマで特別講演をいただきました。井上社長より、インターネットの現状や、ナローバンド時代からブローバンド時代に変化し、どのような環境変化が起きているか。また、その変化に伴い、Yahoo!JAPANがどのようなサービスを提供できるかなど、大変詳しくお話をいただきました。 その後、統一論題と自由論題計6グループによるの学会員による研究発表が行われました。 統一論題では、筑波大学大学院 鈴木 伸彦氏、筑波大学 香田 正人氏による「携帯端末を用いたオンラインショッピングの特性」。続いて、明治学院大学大学院 吉田 絵里香氏、宮下 雄治氏、梅澤 紘介氏による「通販による消費者行動ー利用媒体の変容とその影響要因ー」の2つの発表が行われました。 自由論題では、消費者行動研究部会発表として上智大学 田中 利見氏、山梨大学 近藤 恵氏、上智大学大学院 花尾 由香里氏、(株)フジサンケイリビングサービス 廣瀬 雅人氏による「団塊世代の生活意識と消費行動」。続いて、(株)イー・ロジット 角井 亮一氏による「小口高回転物流構築の注意点」。金融部会発表として(株)オプト 海老根 智仁氏、同小川 朋子氏による「クレジットカード保有ユーザーの属性分析ークレジットカードポータルサイト「CARDGINZA」からのアンケート調査結果」。同志社女子大学 中島 純一氏による「メディア別にみた通信販売利用の実態とその変遷」の4つの発表が行われました。 研究発表終了後は、第二回の定期総会が行われ、平成14年度決算・平成15年度予算についての承認、会則変更、役員選出などが行われ、総会の最後では今年度初めてとなる学会賞の授賞式が行われました。記念すべき第一回の学会賞には、審査員による推挙によって選ばれる特別賞として上智大学 田中 利見先生、ウィトンアクトン 代表取締役 ルディー 和子先生の2名の方が受賞されました。また、次回大会開催校(2004年9月予定)である上智大学へ引継ぎをもって閉会となりました。 その後場所を移して行われた懇親会では、70名以上の方が参加されました。
第1回全国研究発表大会
大会テーマ: 21世紀のダイレクトマーケティング 6月8日(土)、明治学院大学におきまして、第一回全国研究発表大会が開催されました。大会には、200名ほどの方にご参加いただき、盛大に終えることができました。 大会当日は、10時30分より田島義博会長による会長挨拶が行われました。その中で田島会長は、ダイレクトマーケティングの展望と課題についてお話され、間接操作から直接対応へ進んでいくというという意見を示され、また、ダイレクトマーケティングの課題については、今後この学会を通じて実務家と研究者が一緒になりチャレンジして行きたいと話されました。 11時からはデルコンピュータ㈱ 吹野博志氏が「顧客満足へむけての限りなき挑戦」というテーマで基調講演をされました。吹野氏は、自社の企業ミッションである「カスタマーエキスペリエンス」の具体的内容について話され、顧客とのインタラクションを通じたダイレクトマーケティングとバックオフィスやサプライヤー・パートナーとの関係におけるダイレクトマーケティングの重要性について話されました。 昼食休憩をはさんで、午後13時からは千葉商科大学 井関利明氏が「顧客革命とワン・トゥ・ワン・マーケティング」というテーマで特別講演をされました。20世紀型と21世紀型のビジネスデザインのはっきりとした違いについて説明され、ダイレクトマーケティングは21世紀型のビジネスデザインであるということについて話されました。 その後、統一論題と自由論題と会場を2つに分け、それぞれ3名ずつの学会員による研究発表が行われました。 統一論題では、P&Gファー・イースト・インク・楢村文信氏が、「バリュー・ネットによるコラボレーティブ・マーケティング」というテーマで発表。続いて、ヤフー(株)・大手智彦氏が「インターネット通販の動向-Yahoo!JAPANにおけるEコマースへの取り組み-」というテーマで発表。統一論題の最後として、一橋大学大学院・松本恒雄氏が「インターネットマーケティングの法的規制の現状と課題」というテーマで発表されました。 自由論題では、ファーイーストアンダーライティングCORP.原 桂一氏が「DM業界と任意共済の美味しい関係」というテーマで発表。続いて、ペン(株) 西村 莞爾氏が「消費者心理を動かして顧客を獲得・育成する方法」というテーマで発表。自由論題の最後として、専修大学・新井 範子氏が「メディアの違いによるインターネットリサーチの実用性」というテーマで発表されました。各論題とも活発な質疑が行われました。 研究発表終了後は、第一回の定期総会が行われ、平成13年度決算・平成14年度予算についての承認などが行われ、総会の最後では次回大会開催校(2003年9月予定)である学習院大学へ引継ぎがされました。
Subscribe to our Newsletter
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。